香りと思い出
この間、新聞を読んでいると
下の広告欄に
「かおり風景」と題され、
「掛け軸」いうエッセイが載っていました。
「かおり」という言葉にはついつい反応してしまします。
そのエッセイは、
お香のお店「松栄堂」さんが行っている
エッセイ・コンテストの受賞作品でした。
ホームページから他の作品も読めました。
かおりってすごいですね。
思い出とセットになって存在できるのです。
思い出は昔のものですが、
かおりは残っている。
また、かおりは季節でめぐってくることもあります。
悲しい思い出も時がたてば、
やさしい思い出に変わることもあります。
以前、緩和ケア病棟でボランティアで
アロマトリートメントをさせてもらっていたことがあります。
時間も短いものでしたが、
患者さんにもご家族の方にも
あたたかく受け入れてもらいました。
ただ、香りを残すってことは
香りがご家族の病気を思い出させる、
この香りが悲しい思い出とセットになるんじゃないかと
考えた時期もありました。
でも、遺族の方の会に参加させていただいた時、
以前にトリートメントをさせて頂いていたご家族の方から
声をかけて頂きました。
「アロマの時は本当にいい顔してました。」と
思いがけずお礼の言葉をいただきました。
私の中のこだわりが
すっと溶けていくようでした。
私の中にも
香りとともに患者様とのあたたかい時間の思い出が詰まっていましたね。
下の広告欄に
「かおり風景」と題され、
「掛け軸」いうエッセイが載っていました。
「かおり」という言葉にはついつい反応してしまします。
そのエッセイは、
お香のお店「松栄堂」さんが行っている
エッセイ・コンテストの受賞作品でした。
ホームページから他の作品も読めました。
かおりってすごいですね。
思い出とセットになって存在できるのです。
思い出は昔のものですが、
かおりは残っている。
また、かおりは季節でめぐってくることもあります。
悲しい思い出も時がたてば、
やさしい思い出に変わることもあります。
以前、緩和ケア病棟でボランティアで
アロマトリートメントをさせてもらっていたことがあります。
時間も短いものでしたが、
患者さんにもご家族の方にも
あたたかく受け入れてもらいました。
ただ、香りを残すってことは
香りがご家族の病気を思い出させる、
この香りが悲しい思い出とセットになるんじゃないかと
考えた時期もありました。
でも、遺族の方の会に参加させていただいた時、
以前にトリートメントをさせて頂いていたご家族の方から
声をかけて頂きました。
「アロマの時は本当にいい顔してました。」と
思いがけずお礼の言葉をいただきました。
私の中のこだわりが
すっと溶けていくようでした。
私の中にも
香りとともに患者様とのあたたかい時間の思い出が詰まっていましたね。